養豚場の高濃度糞尿の分解消失


実施先紹介(Kファーム本場・栃尾分場・Y養豚場)

糞尿処理を利用した、畜産衛生・医療の根本的な解決。微生物処理による酵素有機媒体エネルギー水の生産。

問題点及びバックヤード

従来の活性汚泥法では、糞と尿の同時処理はできず悪臭の問題もあり養豚家の悩みであった。

  1. 糞尿の完全処理
  2. 悪臭の減少
  3. 畜産衛生畜産医療

※ポイント

有機固形物(糞)超高濃度廃液(糞尿)の分解消失により生産された酵素有機媒体エネルギー水をリサイクルし洗浄水や飲料水として活用することにより豚の成育に。

成果

  1. 一切の汚泥、スラッジを排出せず、上記の難分解物質を分解消失

一般水質データ

検査項目 原水[ppm] 処理水[ppm] 除去率[%]
COD 2752
49
98.2
SS 7.6
1.1
85.5
T-N
17.8
0.66
99.9
T-P 0.14
0.05
64.3
Cl 63 2.3 96.3
T-SO3 13.1 0.49 96.3
T-Fe 66 0.0 99.9
BOD
2980 4.0 99.9

検査項目 原水 処理水
pH
4.0
7.0


その他の畜産排泄物浄化に関する記事はこちら → 畜産排泄物浄化