自治体終末処理場排水中の有害物質、汚泥、スラッジの分解消失


実施先紹介(N県I市I場)

本終末処理場では、従来の活性汚泥法から出る汚泥・スラッジを埋立処分してきたが、埋立が不可能になることに備えて、汚泥・スラッジの焼却処分場の建設を計画した。しかし、焼却による二次公害の発生は不可避で、住民の反対もあり苦慮していた。

問題点及びバックヤード

活性汚泥法による諸問題。焼却施設建設への住民の反対。

  1. 余剰汚泥、スラッジの発生
  2. 難分解物質の処理
  3. 悪臭
  4. 水質が不安定

※ポイント

この事例のポイントは、公共終末処理場で実施し、活性汚泥法での様々な問題(臭気の問題、余剰汚泥の発生等)を解決したこと。

成果

  1. 汚泥、スラッジの分解消失及び不発生
  2. 難分解物質の分解消失
  3. 悪臭の完全消失
  4. 安定・向上した水質

一般水質分析データ


処理場全景
処理場全景
活性汚泥法
活性汚泥法の汚泥沈降(左)と複合発酵法の微生物凝集(右)
微生物処理の様子
微生物処理の様子


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