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『地球の起死回生』

水と微生物群の宇宙生命作用とは?


Amazonより、2019年1018日刊行  定価:1800(税抜)

四六判 ペーパーバック 

 

1023日時点で、Amazonランキング微生物学部門1位となっています。

 

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『地球の起死回生』内容

 

 本書は、環境微生物学者である著者が発見し発展させた、微生物群による究極の浄化作用を紹介し、そこから環境や産業問題解決の驚くべき実例を示し、さらには微生物群の共存共栄共生を理解することで、これまでの人類の科学や技術の限界を超え、新しい地球を生み出すことを提唱する本です。

 

 微生物群の究極の浄化作用を、著者は「複合発酵」と表現しますが、これは微生物による自然界での自浄作用を究極まで高めた技術のことです。

 微生物による発酵を、処理水槽の連鎖と循環で集積させていくと、普段は相争う微生物が、高濃度化して共存共栄共生し、宇宙からの光や素粒子などのエネルギーと対話できる状態に至ります。ここで発酵生産過程が無限に続き、生命エネルギーが極限にまで達して、死滅がない世界が実現します。

 

 有害菌は消え、腐敗はなくなり、汚染物質や有毒物質は消失して、水は純粋で高エネルギーの水へと進化します。

 この働きこそ、現代の農業や水産業、畜産業などの生産性と品質を劇的に改善し、また生活排水や工場廃液の浄化と自然還元をし、有害物質や放射性物質をも消失させ、生命を再生させる高度医療に到るまでの、極めて具体的で広範囲の可能性をもった働きなのです。

 

 これまでの科学や技術は、個別事象に断片的に対応し、都合のよい部分だけを利用してきましたが、それが農薬や化学物質や食品添加物や水や空気の汚染を生み、人類の行く末を脅かすまでになってきました。

 しかし、微生物群の共存共栄共生の調和的なエネルギーを受け止め、そこから学ぶことが、食糧や水資源の危機を解決し、環境汚染を改善して、人類の無節操な活動を方向転換させ、瀕死の地球を「起死回生」へと導くのです。

 

 本書には、そのための実例がいろいろと紹介されています。

 

 農業では、最高品質のぶどうや、いちご、りんご、卵、米などが化学肥料なしにできます。

 生活排水が、処理槽を重ねることで飲用可能になり、体の免疫力を上げるまでの水になります。

 またトイレの排水が自動で浄化されて無限に循環利用されます。

 工場の高濃度廃液が清水となって、魚が集まるまで回復します。

 最近では公害に悩む中国が大きな関心を示しています。

 究極の発酵は、最終的に高エネルギーで何も物質が残らない純粋な水と化し、これを人体に取り入れることで、生命は本来の状態に戻っていきます。

 

主要目次は、

 

序章 宇宙と生命を貫く真理が地球を起死回生させる

第1章 生命の成長点と、物質の消失点はつながっている

第2章 なぜ共生により、共存共栄が現生するのか

第3章 水が浄化し、水が媒体・培地となって生命が生まれる

 1 水と宇宙エネルギーがつながる 

 2 農作物が多収高品質になり、トイレが100%リサイクルに

第4章 汚染物質を消し、環境を回復する

 1 エントロピーをエコロジーに

 2 有害物質を消失させてエネルギーに変える

第5章 生命活動を生み出す究極の宇宙エネルギー

 

 

 本書は、奇跡のバイオテクノロジーの数々の実証例を示しながら、地球人類の新たな現実の方向性と、新しい時代のヴィジョンを提示します。